2020年7月1日(水)、『NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020』2回戦の4試合を中心に激闘が繰り広げられました!
SANADA選手 対 SHO選手の試合を振り返りたいと思います!
SHO選手;この一戦に勝つか負けるかでプロレスラー人生が変わるんだ
SANADA;SHOについては鷹木信悟との試合を見てイメージが変わった
SHO選手に見た意地と覚悟
試合を通して、徹底した腕攻めを敢行したSHO選手。
振り返ってみるとNJCUPの1回戦、パワーファイターの鷹木選手には「パワー」で勝負!
2回戦では試合巧者のSANADA選手には「巧みさ」勝負をしかけました!
勝ちにこだわるのであれば、パワーファイターには巧みさで、巧みな選手にはパワーで勝負!(どちらにも対応できるのが選手の懐の深さ)といったイメージがあると思いますが、プロレスは総合格闘技とは違いに「勝ち負けよりインパクトを残せるか?」が重要になるタイミングがあると思います。
テーマを回収済みのSHO選手の覚悟
SHO選手のニュージャパンカップのテーマは正にNEVER無差別級戦線へのエントリー!つまり、鷹木狩り!だったと考えれば、SHO選手のテーマは回収済みでNJCUPは2回戦で負けるのが確定している様な流れでした。
なので、SHO選手の勝ちはない。。。
注目点は、SHO選手がSANADA戦でインパクトを残せるかどうか?勝負に負けても試合に勝てるか?が重要だった。
となれば、【鷹木選手を倒したパワーでSANADA選手を追い詰めるも、SANADA選手の巧みさにあと一歩及ばない】という流れになるかと思っていましたが…
SHO選手は想像以上のインパクトを残した!
巧みさに定評があるSANADA選手に巧みさで勝負に挑み、試合の結果は想像通りSHO選手の負けになりました。
しかし!「試合の内容は 7:3 でSHO選手の勝ち!」と言うようなインパクトを残したと思います!
SHO選手がインパクトを残せた理由
理由はSHO選手のこの試合にかける想いだったと思います。
SANADA選手にとっては消化試合。テーマの無い試合でしたので、横綱相撲で圧倒出来ると読んでいたと思います。
だから、特にSHO選手の対策も用意してい無い状態かもと予想します。
逆にインパクトを残したいSHO選手はSANADA選手をよく研究していた事が試合中に垣間見えました!
走り込み時の振り返り時の迎撃。ロープワークからのジャーマン3連発と見せかけての腕挫(うでひしぎ)。
因みにこの腕挫十字固中(SANADA選手は肩を叩き、足も届かないシーン)に技がシッカリ極まり、足がロープに届かないSANADAに対して、技をかけたSHO選手側から技を解くというシーンがありました。
横綱相撲を見せようとしたSANADA選手に見事に一泡吹かせた!そんな場面に感じました!
SANADA選手がSHO選手を認めた時
試合後、負けたSHO選手はそそくさとリングを後にするのに対して、SANADA選手は暫くSHO選手を見ていました。
「想像以上だった」とSANADA選手がSHO選手を認める目線だと思います!
NJCUPからは敗退が決まったSHO選手ですが、この大会を通して1番のインパクトを残した選手であると思います!
SHO選手の入場曲もカッコいいんですよね!
押していただけると泣いちゃう!